魅力を学ぼう「粉河検定」 5回目に60人
粉河のまちを深く知ってもらい、次世代に魅力を継承していくことを目的とする「粉河検定試験」(粉河検定実行委員会主催、山田尚司会長)が23日、紀の川市粉河の市商工会館で開かれ、約60人が試験に挑んだ。
今回で5回目の実施となり、90点以上の成績者には語り部の要請をしている。地元の高校生と教員の22人は、一足早く22日に受験した。
試験では、粉河のまちを中心とした歴史や文化、産業などに関する70問を出題。問題は、あらかじめ受験者に配布されたテキストから出題し、三または四者択一と記述式で構成した。試験時間は70分で、受験者はテストが始まると、真剣な面持ちで問題と向き合っていた。
試験結果により90点以上に1級、89~70点に2級、69~50点に3級、49点以下には4級の認定が与えられ、後日、級別の認定証が送付される。
山田会長は「粉河の歴史を知ってもらうために、今後も継続して実施したい」と話していた。