526人が志望先変更 公立高校本出願状況
県教育委員会は3日、平成28年度公立高校入学者選抜の本出願の状況を発表した。全日制と定時制を合わせて526人が一般出願から出願先を変更し、全日制で最も出願者が増加したのは、貴志川普通科と和歌山北(北校舎)普通科の20人、次いで和歌山工業化学技術科の17人だった。
県立全日制(29校4分校66学科)は入学者枠数6799人に対し、出願者数は6768人(スポーツ推薦含む)で一般出願より52人減少したが、倍率は1・00倍と変わらず。18校4分校27学科が定員割れし、最も一般出願から減少したのは向陽普通科で39人、田辺普通科28人、和歌山工業創造技術科22人と続いた。
普通科の出願倍率は高い順に①向陽1・21倍②和歌山北(西校舎)1・19倍③桐蔭1・18倍④箕島(普通)、粉河1・11倍⑤新宮1・07倍――となった。
県立定時制(9校11学科)は入学者枠数575人に対し、出願者数は179人で一般出願よりも2人増加し、倍率は0・31倍。市立全日制(2校5学科)は入学者枠数380人に対し、出願者数341人(スポーツ推薦含む)、倍率は0・90倍。市立定時制(1校2学科)は入学者枠数80人に対し出願者数7人、倍率は0・09倍となった。
学力検査は10日、面接や実技検査は11日に行い、合格発表は18日午前10時を予定している。