クールビズ始まる 県内は10月末まで実施
夏場の省エネルギーを推進するため、ネクタイ・ジャケットなしの軽装で勤務する「クールビズ」が1日、官公庁や企業で始まった。県は10月31日まで実施し、県民に軽装勤務や適正冷房(28度設定)を呼び掛ける。
大型連休中日の2日、和歌山市内は青空が広がり、早速クールビズスタイルで出勤する人が目立った。県庁では昨秋の「紀の国わかやま国体」で作った「きいちゃんポロシャツ」姿の職員も。
環境省はことし、クールビズの期間を1カ月短縮し、9月末までとしている。全国的には10月の夏日(気温25度以上)が少ないためだが、和歌山県は10月の半分以上が夏日になるため、例年通り実施する。関西広域連合の構成府県市では兵庫県だけが9月末までとしている。
県環境生活総務課は「省エネ・節電につなげながら、快適に過ごせる取り組みをお願いしたい」と呼び掛けている。