勝浦漁協再生予算など成立 6月県議会閉会
県議会6月定例会は21日、総額約2億9600万円を増額する平成28年度一般会計補正予算案など全19議案を可決して閉会した。
補正予算は、勝浦漁業協同組合への「地域経済活性化支援機構」の再生支援決定に伴う、県信用漁業協同組合連合会に対する損失補償に1億1471万円、水産庁「水産業競争力強化緊急施設整備事業」を活用した、日高港の製氷施設の改築に1億2172万円など。補正後の一般会計は約5755億円になる。
条例案件は、来年4月開設予定の点字図書館・聴覚障害者情報センターの設置・管理に関する条例案など10件が原案可決された。
関西広域連合議会議員の改選も行われ、山田正彦、尾﨑太郎、立谷誠一(以上自民)、岩井弘次(公明)の4議員が選出された。
意見書案は、総務省統計局と統計センターの県内移転に関する意見書など7件が原案可決された。