市和歌山が完封発進 6対0で紀北工下す

 第98回全国高校野球選手権和歌山大会は大会7日目の19日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で市和歌山が紀北工(2回戦)と対戦した。市和歌山は中盤、終盤と小刻みに得点を重ね、投げてはエース赤羽が完封。6―0で勝利し、2回戦を突破した。

 第1試合

市和歌山 1 2 0 2 1 0 6
紀北工 0

 〔市〕赤羽―岡本〔紀〕小山―田中彗▽2塁打=木下2、濵野、赤羽(市)

 市和歌山は4回表、1死3塁とし、岡本の右犠飛で先制。5回には河﨑、北嶋の適時打で2点を追加。7、8回にも加点し、リードを広げた。

 投げては先発の赤羽が紀北工打線を6安打に抑えて完封。得点圏の場面でも、落ち着いた投球で要所を締めた。

 半田監督は「赤羽が粘り強く投げてくれた。チャレンジャー精神で次の試合も頑張りたい」と話していた。

5回表、3点目となる適時打を放つ北嶋(市和歌山)

5回表、3点目となる適時打を放つ北嶋(市和歌山)