智弁12得点コールド勝ち 高校野球10日目

第98回全国高校野球選手権和歌山大会は大会10日目の23日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で3回戦が行われた。第1試合は、3本塁打を放った智弁が新翔を12―2の5回コールドで下し、3年連続29回目のベスト8進出を決めた。

第1試合

新翔 2 0 0 0 0 2
智弁 7 2 2 0 1x 12

(5回コールド)

〔新〕舟﨑、松井―山本拓〔智〕松本、平田龍―東田、門脇▽本塁打=文元、松本、林(智)▽2塁打=森本(智)

智弁が3本塁打を含む11安打で新翔を圧倒した。2点を追う1回裏、敵失で1点を返すと、1、2塁の好機をつくり、文元の左本塁打で逆転。さらに連打で1、2塁と攻め、松本の右本塁打で3点を追加した。2回には林の本塁打で2点を加え、リードを広げた。投げては松本、平田龍の継投で、新翔打線を3安打に抑えた。

準々決勝は市和歌山と対戦する。嶋監督は「市和歌山は投手がいい。うちの投手が何点に抑えるかが鍵」と話していた。

1回裏、1、2塁で左本塁打を放つ文元(智弁)

1回裏、1、2塁で左本塁打を放つ文元(智弁)