200人が爽やかな汗 高松小でラジオ体操

和歌山市立高松小学校(同市東高松、西川厚子校長)で30日早朝、ラジオ体操が行われ、同校の児童や地域住民約200人が参加した。

同校や連合自治会などを中心に、夏休みが始まった21日から10日間にわたって毎朝実施。一度に200人が集まるラジオ体操は市内でも少ない。

眠そうな目であいさつしていた子どもたちも、ラジオ体操が始まると周囲の友達と笑顔で元気に体を動かしていた。

この日は最終日ということもあり、参加した子どもたちにはお菓子や文具などの景品が渡された。

5年生の内田聖太君(10)は「毎朝早起きするのはちょっと眠かったけど、友達に会えるし、体操すると目が覚める。来年も行こうと思う」と話した。

毎年ラジオ体操を指導している同地区人権委員長の山本恵将さん(74)は「連合自治会を中心に地域一体でできてうれしい。小学生をはじめたくさんの人が来てくれることにつながりを感じる」と地域の結び付きを感じた様子だった。

ラジオ体操をする児童ら

ラジオ体操をする児童ら