秋はフェリーで徳島へ キャラバン隊PR

 和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーの利用を促進しようと、徳島県と南海フェリー㈱は、11月30日まで「おどる宝島! パスポートで おっトクしま!」キャンペーンを展開中。両県のPR隊が8日、わかやま新報本社(和歌山市福町)を訪れてアピールした。

 来社したのは、徳島県のマスコットキャラクター「すだちくん」をはじめ、同県県土整備部の吉田正人主任、南海フェリー㈱の花井透営業部長ら。

 キャンペーンは昨年に引き続き、高野山と、空海が修行の場とした四国八十八カ所を結び、そのルート上にある「海の遍路道」・南海フェリーの利用を促そうと実施。

 昨年は2カ月だったキャンペーン期間を3カ月に延長。マイカー乗船に限り、チケット購入時に専用のパスポートを提示すると、フェリー運賃が往路で10%、復路で20%引きになる。

 徳島―和歌山間は約2時間で結ばれ「車の運転を気にせず移動でき、到着後は行動範囲も広がるのがフェリーの利点。この期間に、魅力いっぱいの秋の徳島へぜひお越しください」と呼び掛けている。

 専用パスポートの提示で、徳島県内外の施設約700カ所で、割引や粗品贈呈などの特典が受けられる。またWチャンスとして、同県内施設など3カ所でスタンプを集めると、抽選で約200人に南海フェリーの年間パスポートや両県の産品などが当たる。

 9月19日の3連休最終日には、初の試み「ジャズフェリー」として、2階デッキで一日限定でジャズの演奏を届ける。

 パスポートの発行所など、問い合わせは南海フェリー(℡088・636・0750)。

「ぜひフェリーで徳島へ」とPRする、すだちくん㊥ら

「ぜひフェリーで徳島へ」とPRする、すだちくん㊥ら