日本年金機構事務センター 大阪に統合へ
総務省統計局の一部県内移転が決まる中、厚生労働省所管の日本年金機構和歌山事務センター(和歌山市本町)が9月末で廃止される。
現在、正規職員と契約職員合わせて90人弱が勤務。約半数は契約職員のため、廃止に伴い契約解除になるという。
今回の事務所廃止は、全国の年金事務所や事務センターの一部が、効率化・合理化などのために統合・集約される一環。同事務所は10月1日、大阪広域事務センター(大阪市)に統合される。
和歌山事務センターが設置され運営を開始したのは、旧社会保険庁から日本年金機構に業務が移管された平成22年1月。その後は、年金事務所や行政機関が受け付けた届出書や申請書の審査、データ入力処理などを行ってきた。統合後、事務所は現在入居しているビルからも撤退するという。