普通科倍率トップは海南 公立高出願状況

県教育委員会は22日、平成29年度県立高校入試の一般出願状況を発表した。

全日制(29校4分校63学科)は入学者枠数6715人に対して6634人(うちスポーツ推薦107人)が出願し、平均倍率は0・99倍。一般選抜になった平成21年度以降初めて1・0倍を下回り、22校4分校38学科で定員割れしている。

普通科の出願倍率は海南(海南校舎)が1・46倍でトップ。続いて星林1・42倍▽神島1・28倍▽箕島(普通)1・26倍▽田辺1・25倍――の順となった。本紙エリアの専門・総合学科は、和歌山工業の産業デザイン科が1・35倍、星林の国際交流科が1・28倍と田辺工業情報システム科の1・53倍に次いで高かった。

県立定時制(9校11学科)は枠数575人に218人が出願し、倍率は0・38倍。市立全日制(2校5学科)は枠数380人に対して336人(うちスポーツ推薦13人)が出願し、倍率は0・88倍。市立定時制(1校2学科)は枠数80人に対して12人が出願。倍率は0・15倍だった。

本出願は3月2、3日に受け付ける。学力検査は9日、面接・実技検査などは10日に実施。合格発表は17日午前10時に行う。