現職対象に特別選考 30年度県の教員採用

県教育委員会は、平成30年度の公立学校教員採用試験から、通算3年以上の勤務実績がある県外公立学校の現職教諭(養護教諭を含む)を対象に、試験の一部を免除する特別選考を新たに実施する。出願は24日から受け付ける。

県教委学校人事課によると、特別選考では、第一次検査の一般教養と第二次検査の教職専門を免除する。より幅広く人材の確保を図る。

30年度の募集人数は過去最大の388人程度を募集した29年度より82人減り、306人程度。内訳は、小学校160人程度(前年度比40人減)、中学校66人程度(同29人減)、高校16人程度(同14人減)、特別支援学校40人程度(同10人増)、養護教諭24人程度(同9人減)となっている。

検査要項は県庁サービスステーション、各市町村の教育委員会、県東京事務所、県名古屋観光センターなどで配布している。郵送で請求する場合は、宛先を明記した返信用封筒(角形2号、205円切手貼付)を同封して「願書請求」と朱書の上、学校人事課(〒640―8585、住所記入不要)に送る。

出願は24日から5月11日まで。当日消印有効。

問い合わせは同課の任用・免許班(℡073・441・3650)。