古民家の縁側で熊楠談義を 4日那智勝浦で
ことし生誕150周年を迎える和歌山市出身の博物学者・南方熊楠が帰国後の35歳から38歳まで過ごした那智勝浦町の旅館「大阪屋」の認知度を高めようと、熊楠を愛する人々が集うイベント「熊楠縁側談義」が4日午前10時~午後3時、同町市野々の古民家・松本家屋敷で開かれる。
熊野古道大門坂にあった大阪屋は現存しないが、会場の松本家屋敷は大阪屋に隣接していた築130年の古民家。同屋敷の縁側を一日だけ一般開放し、熊楠談義に花を咲かせる。熊楠研究者による講義や、参加者が熊楠について発表する縁側談義などがあり、熊楠の肖像写真や大阪屋の資料などを展示。縁側に弁当を持ち込んで昼食を楽しむこともできる。
詳しくはフェイスブック(https://www.facebook.com/events/198173750676423/)、問い合わせは発起人の芝崎隆さん(kumasiba31929@yahoo.co.jp)へ。