県内最低賃金777円に 24円引き上げへ

 和歌山地方最低賃金審議会(冨山信彦会長)は7日、県内の最低賃金(時給)を24円引き上げ777円とするよう、松淵厚樹和歌山労働局長に答申した。

 異議申し出などの手続きを経て、10月1日から適用される見込み。

 適用されれば5年連続で10円以上の引き上げとなり、最低賃金を時間額のみで定めるようになった平成14年度以降では最大の引き上げ額となる。