日本遺産を幻想的に 1日和歌の浦で竹燈夜
文化庁の日本遺産にも認定された国の名勝・和歌の浦を、3000本の竹灯籠で照らす「竹燈夜(たけとうや)in妹背山」が10月1日に和歌山県和歌山市和歌浦中の妹背山で開かれる。
玉津島保存会などでつくる実行委員会が主催。県や市教委など後援。「秋の日、幻想的な明かりに包まれた妹背山で、ゆったりと月を楽しんで」と呼び掛けている。
竹灯籠に加え、和歌浦小学校の児童や、片男波こども園の子どもたちが制作したイルミネーションも並ぶ。
点灯は午後5時半から9時まで。5時20分に唐舩御船歌連中が御船歌を披露。6時からは和歌山雅楽会による演奏など、ミニコンサートがある。
前日の9月30日(午後1時半~4時)、1日(午後2時~9時)は、あしべ屋妹背別荘で「名勝和歌の浦写真展」を開く。問い合わせは渋谷さん(℡073・447・2660)。
観月短歌祭も開催 30日に玉津島神社
玉津島神社では前日の9月30日、観月短歌祭が開かれる(午後3時受け付け)。現在短歌を募集しており、参加希望者は24日までに同神社に郵送し、当日は短冊に書いて奉納する。参加費500円(小学生以下は無料)。問い合わせは同神社(℡073・444・0472)。