技能2大会へ決意 県選手8人が知事訪問

 栃木県で今月開かれる「技能五輪全国大会」と「全国障害者技能競技大会」に和歌山県内から出場する選手8人が7日、県庁の仁坂吉伸知事を訪問した。

 技能五輪全国大会は、一部の職種を除き23歳以下の人が対象で、自動車板金や洋菓子製造、ウェブデザインなど計42職種があり、24~27日に開催。全国障害者技能競技大会は15歳以上の障害のある人が参加でき、17~19日にビルクリーニング、電子機器組み立てなど22種目で競われる。

 仁坂知事は全国障害者技能競技大会に3選手が2年連続で出場することに笑顔を見せ、「(支えてくれる)学校や企業に感謝し、全力を尽くして頑張ってください」とエールを送った。選手たちは県産の梅が使用されたジュースを飲み、健闘を誓っていた。

 技能五輪に出場する2人はこの日、和歌山市役所の尾花正啓市長も表敬訪問した。

 出場選手と種目、所属は次の通り。

 【技能五輪全国大会】石塚鉄平(電工・㈱きんでん和歌山支店)▽森岡海斗(家具・和歌山産業技術専門学院)

 【全国障害者技能競技大会】吉田周平(ワード・プロセッサ、就労移行支援事業所マイパレット)▽富大地(パソコンデータ入力・紀陽ビジネスサービス㈱)▽山下優香(喫茶サービス・ホテルアバローム紀の国)▽筒井千景(製品パッキング・NSハートフルサービス㈱)▽林菜津希(ビルクリーニング・県立紀北支援学校)▽西川陽規(オフィスアシスタント・和歌山大学教育学部付属特別支援学校)

仁坂知事(手前)と歓談する選手ら

仁坂知事(手前)と歓談する選手ら