競技への適性判断 GK30人がトライアル

世界で活躍できるアスリートを育成する「ゴールデンキッズ発掘プロジェクト」で、競技への適性を判断するトライアルが16日、和歌山県和歌山市中之島の県立体育館で行われ、小学6年生30人が挑戦した。

体力測定会を通過し、体力づくりや食育など3年間の育成プログラムを受けた児童が最適と考えられる競技種目の能力を測定・判定する。今回は平成27年度にプロジェクトに参加した9期生が受けた。児童は11種目に挑戦し、県内と中央の31競技団体が必要な能力や特性を評価した。

開会では県教育委員会スポーツ課の山本祥生課長が「能力の測定は今後の参考になる。ゴールデンキッズの皆さんには最後まで全力で取り組んでほしい」とあいさつ。

児童は準備体操の後、ボールを取り合い、自分の陣地に三つ集める「ザ・宝とり」や30㍍ダッシュ、ハンドボール、フェンシングにも取り組み、競技団体の強化委員らが評価表に書き入れていた。

トライアルの結果は後日児童に手渡され、ゴールデンキッズ事務局との面談を経て中学進学後に行う競技種目の参考に使われる。

ボールを取り合う児童

ボールを取り合う児童