野上八幡宮に絵馬奉納 海南高大成の生徒

和歌山県紀美野町の県立海南高校大成校舎(河本好史校長)の生徒は22日、地元の野上八幡宮(薮洋平宮司)に来年の干支(えと)「戌(いぬ)」にちなんだ大絵馬(縦180㌢×横270㌢)を奉納した。

同宮では約20年にわたり、地域の生徒らが絵馬を奉納。新しい絵馬には、草原に並んで立っている仲の良い親子の紀州犬が描かれ、背景には新年にちなんだ初日の出や、紅白の花を咲かせた梅の木なども。上部には「開運招福」の文字が記されている。

同校3年生で美術部長の南杏奈さん(17)は「一年間飾るものなので、見た人がすぐに戌年と分かり、幸せな気持ちになれるよう心を込めて作りました」と話していた。

奉納された絵馬と生徒ら

奉納された絵馬と生徒ら