事業所にパソコン贈る 大和リネンサービス
おしぼりリースなどの事業を展開する㈲大和リネンサービス(和歌山県和歌山市井ノ口、松尾昌英代表取締役)は16日、一般社団法人和乃絆が運営する就労移行支援事業所マイパレット(同市内原、安藤多恵管理者)にパソコン機器を寄贈した。
㈱紀陽銀行(和歌山市本町、松岡靖之頭取)が、私募債を発行する企業から受け取る手数料の一部を、企業の希望に応じて地域貢献のための寄贈に充てる「紀陽CSR私募債」事業の一環。同行営業企画部によると、2016年6月から始まった事業の受託実績は、200件以上に上るという。
大和リネンサービスは同事業所から人材を受け入れていることから、パソコン5台、プリンター2台と手の不自由な利用者が使用するための足用マウスなどの寄贈を決めた。寄贈品は利用者の就労訓練検定などで活用される。
同日は同事業所で贈呈式があり、松尾代表取締役や同法人の春野令子、田中惠子両理事、同行東和歌山支店の溝渕栄支店長らが出席。松尾代表取締役が同法人の春野理事に目録を手渡し、春野理事は「これを励みに、社会の一員として認めてもらえる人材育成に一層努めたい」と同法人竹田千穗子代表理事のあいさつを代読した。利用者を代表して三田德明さんが感謝状を贈呈。最後に記念写真を撮影した。
松尾代表取締役は「今後も社会貢献の活動を続けていきたい」と話していた。