砂山剣友会が全国連覇 知事に快挙を報告

 9月に愛媛県武道館で開かれた第36回全国道場対抗剣道大会で、連覇を達成した和歌山砂山少年剣友会の選手らが16日、和歌山県庁を訪れ、仁坂吉伸知事に優勝を報告した。

 小学生から大人までの5人で構成する団体戦で、近畿勢初となる連覇を成し遂げた。大会は76チームが出場し、トーナメントで勝敗を決定。着実に勝ち上がった砂山少年剣友会は準決勝・決勝で地元愛媛のチームを下し、2年連続で頂点に立った。

 知事室を訪れた5選手と硯昌宏総監督らは仁坂知事に喜びを報告。硯総監督は「まさか連覇できるとは思わなかった。実現してびっくりしている」と振り返り、仁坂知事は「さらに精進して頑張ってほしい」と激励した。

 先鋒を務めた和歌山市立宮小学校6年の目良幸太郎君は「後ろの先輩方がしっかり勝ってくれたので安心してできた。優勝はすごくうれしかった」と話していた。

 優勝選手は次の皆さん。

 先鋒=目良幸太郎▽次鋒=中西健吾(西和中3年)▽中堅=加納誠也(筑波大3年)▽副将=田真佐義(トールエクスプレスジャパン㈱)▽大将=立石充(県立紀北支援学校教員)

連覇を達成した砂山剣友会の皆さん

連覇を達成した砂山剣友会の皆さん