台風被害の復旧助成など 紀の川市補正案
和歌山紀の川市は総額4億321万円を増額する2018年度一般会計補正予算案を発表した。29日開会の第4回定例市議会に提出する。補正後の一般会計は310億9385万4000円となる。
補正予算案の内容は、9月の台風21号で生産・加工施設が被害を受けた農産物生産者に対する復旧費用の助成事業に3億8300万円を増額し、粉河クリーンセンター施設解体工事の発注遅れによる本年度負担割合の減少に伴う6710万円の減額など。道の駅「青洲の里」やハイランドパーク粉河、細野渓流キャンプ場などの管理運営委託の債務負担行為も設定している。
定例市議会への提出予定案件は、同補正予算案を含む議案24件、報告2件。会期は29日から12月21日までの23日間。一般質問は4、5日、常任委員会は7、10~12、18日に予定されている。