空き家を交流拠点に 秋葉町自治会館が完成
和歌山県和歌山市秋葉町に秋葉町自治会館が完成した。地域の空き家を改修。昨年から交付が始まった市の「空き家を活用した地域交流拠点等づくりに係る補助金」を活用した最初の施設となる。
補助金は、自治会館をはじめ空き家を改修し地域交流拠点などとして、10年以上活用する事業で空き家所在地の自治会の同意を得ている事業を対象に、外装や内装、水周り、耐震など改修工事に関する経費の3分の2を補助する。同自治会館では約310万円を補助。
秋葉町自治会によると自治会館として生まれ変わった空き家は築63年。11年近く空き家のままだった。空き家は屋根とガレージを改修。部屋の間仕切りを撤去し広く使えるようにした他、和室の畳も張り替えた。
開所式を9日に行い、今後は自治会の会議や地域の老人会、婦人会、子どもたちの学習の場など地域の交流の場として活用していくという。