たのしい冬休みに 県内小中学校で終業式

 和歌山市内をはじめ和歌山県内の多くの小中学校で21日、2学期の終業式が行われ、子どもたちが冬休みを迎えた。

 市立野崎西小学校(市内梶取、辻中宏誠校長)では全校児童約400人が終業式に臨んだ。辻中校長は「ことしは台風で休みになったり、修学旅行が12月に延期になったり、自然災害の多い2学期になった」と振り返り、「台風の被害や影響など現状は変えられないが、楽しくするかは自分の気持ちの持ち方で変わる。自分がみんなのために何ができるかを新年に向けて考えてほしい」とあいさつした。

 各クラスでは児童が冬休みの宿題と通知表を受け取った。6年生の栗山真奈さんは「2学期は修学旅行が楽しかった。東大寺や三十三間堂に行って、みんなの意外なところが見られた」と振り返り、辻美帆さんは「冬休みは家族でスキーに行くのが楽しみ」、松本夏美さんは「家族で海遊館に行く予定。ジンベイザメが見たい」と話していた。

 本紙エリアの終業式は和歌山市、紀の川市、海南市、紀美野町が21日、岩出市が26日に行う。3学期の始業式は和歌山市と岩出市は1月7日、紀の川市、海南市、紀美野町は8日に行われる。

通知表を受け取る児童

通知表を受け取る児童