正々堂々最後まで 冬季国体選手団の壮行式

14日から北海道札幌市で開かれる第74回国民体育大会冬季大会のスキー競技会「イランカラプテくしろさっぽろ国体」に出場する県選手団の壮行式が1月31日、和歌山県和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国で開かれ、選手団が健闘を誓った。

選手団は本部役員7人、監督3人、選手11人の計21人で構成。壮行式では選手団の紹介があり、県体育協会副会長の宮下和己教育長から成年男子ジャイアントスラローム(B)に出場する岸裏将選手に団旗が授与された。

宮下教育長は「コンディションを整え、北海道の地で精いっぱいプレーし、秋の国体にバトンをつないでほしい」と選手団を激励。代表して同種目に出場する長岡寛起選手が「和歌山県民としての誇りと自覚を胸に抱き、正々堂々と最後まで戦い抜く」と誓った。激励行事では県立桐蔭中・高校の音楽部が合唱を披露した。

県選手団の参加はジャイアントスラロームのみとなる。14日に札幌文化芸術劇場で開会式があり、競技は15日から17日までの3日間で行われる。

宮下教育長㊧から団旗を受け取る岸裏選手

宮下教育長㊧から団旗を受け取る岸裏選手