岩出、海南・海草が定数超に 県議選説明会
統一地方選の前半で行われる和歌山県議選(3月29日告示、4月7日投開票)の海南市・海草郡(定数3)、紀の川市(同3)、岩出市(同2)各選挙区の立候補予定者説明会が5日、岩出市の県那賀振興局で開かれ、紀の川市は定数と同じ3陣営、海南市・海草郡と岩出市は定数を上回る各4陣営が出席した。
海南市・海草郡は、自民の現職2陣営、引退する共産現職の後継となる新人に加え、海南市議の中西徹氏の陣営が姿を見せ、定数1超となる見込み。
紀の川市は、自民の現職2陣営と共産の新人1陣営が出席。自民を離党した無所属現職の服部一氏の関係者は姿を見せなかった。
岩出市は、自民の現職、新人各1陣営と、国民民主新人、無所属新人の4陣営が出席し、定数2超の激戦となる。
県選挙管理委員会の廣谷行敏委員は出席者に「有権者の政治や選挙を見る目は厳しく、清潔な政治が望まれている。ルールを順守し、明るくきれいな選挙を」と呼び掛けた。
関係機関の担当者が通常はがきの取り扱いや供託、選挙運動に関する違反行為などを説明した。
出席した陣営は次の通り(受付名簿順、丸数字は当選回数、敬称略)。
【海南市・海草郡】尾崎要二(自民現⑧)▽中西徹(無所属新)▽藤山将材(自民現④)▽河野敬二(共産新)
【紀の川市】山田正彦(自民現⑤)▽岸本健(自民現③)▽杉山俊雄(共産新)
【岩出市】川畑哲哉(自民現①)▽内海洋一(無所属新)▽北山慎一(自民新)▽坂田隆徳(国民民主新)