高校生は保護者同伴で夜間入場可 条例改正

和歌山県の青少年健全育成条例が1日、改正施行され、18歳未満は午後10時以降の夜間の入場が禁止されてきた、映画館やボーリング場、カラオケボックスなどの興行場について、15~17歳の高校生(中学生は不可)は保護者同伴に限り、入場が可能となった。

ライフスタイルの変化や共働き世帯の増加により、家族で過ごす時間が取りにくいなどの社会情勢を考慮した改正。映画館のレイトショーなどに保護者と共に出掛けることが可能となった。

改正ではこの他、青少年に児童ポルノなどの自撮り画像を要求する行為の禁止と罰則規定を設け、青少年がインターネットで有害情報を閲覧するのを防止するため、保護者などに努力義務を規定するなどしている。