和大留学生に自転車 キワニスクラブが贈呈
和歌山キワニスクラブ(小村哲也会長)は、和歌山大学の外国人留学生に自転車の寄贈を決め、19日にクラブの役員らが同大を訪れ、大学側に目録を贈呈した。
留学生の生活支援に役立ててもらおうと、毎年自転車を5台ずつ寄贈しており、今回が14回目。寄贈台数は計70台となった。
同大によると、現在在籍している留学生は約150人。寄贈式にはフランスや中国、英国などの留学生の代表5人も出席した。
同クラブの西口伸副会長は「修理しながら丁寧にお使いいただいており、ありがたい。キワニスクラブは若い人や子どもの福祉のために頑張っている。今後も何か支援していきたい」と話し、同大研究グローバル化推進機構国際連携部門の井伊博行部門長は「留学生がイオンモールやガーデンパーク和歌山などへ行ったりするのに便利で非常に助かっている。有効に使わせていただきたい」と感謝し、留学生の就職支援への協力も呼び掛けた。
留学生らは「大学や駅に行く時必ず使っています」「和歌山は広く、自転車のおかげで生活がとても便利になりました」「すごく助かります」などと話していた。