年末の公演へ響き磨く 県第九合唱団が初練習
12月8日に和歌山県民文化会館で行われる恒例の「第九」公演に向け、県第九合唱団(山本光子団長)は25日、和歌山市小人町のあいあいセンターで結団式を行い、約60人が初練習に臨んだ。
同合唱団は1972年に初めて「第九」の演奏会を開き、ことしで47回目を迎える。一般公募の市民らが、ベートーベン作曲の「交響曲第九番」を歌う演奏会。プロと共演できるよう「一流の音楽会としての成功」を目指しており、これまでに延べ約8000人の市民が合唱に参加している。
初練習では、瀬優佳さんの合唱指揮の下、参加者はドイツ語の発音や発声の練習などを行い、本番に向けて始動した。
参加は3回目となる同市の湯川裕子さん(56)は「本番に近づくにつれて練習は厳しくなると思う。楽しく歌えるようにしっかりと練習して力を出し切りたい」と意気込んだ。
公演は午後2時半から。指揮は垣内悠希さん。同合唱団では参加者を募集している。参加条件は「音楽が好きで練習には熱心に参加する人」。
問い合わせは同合唱団(℡073・422・4225)。