空手の全国大会で活躍 入賞の4人が知事訪問

 全世界空手道連盟新極真会が主催する「カラテドリームフェスティバル2019全国大会」(8月3、4日、東京)で入賞した小中学生4人が27日、和歌山県庁に仁坂吉伸知事を訪ね、大会結果を報告した。

 訪れたのは型・小学5年生男子の部で準優勝した紀の川市立西貴志小学校の繁田幸英君、小学6年生の部で準優勝した和歌山市立紀伊小学校の岩本佑生君、中学3年生の部で優勝した岩出市立岩出中学校の中内功大君、組手・中学1年生軽量の部で3位に入賞した和歌山市立楠見中学校1年の吉田惇誠君。

 同大会は新極真会最高峰の大会で、ことしは幼年の部からシニアの部まで2528人がエントリーした。

 中内君はことし4連覇を果たした。プレッシャーを跳ねのけ決勝で東横浜支部の岡田湘太君を破った。繁田君、吉田君は全国大会での入賞は初めて。岩本君は昨年優勝している。

 知事室で4人は黒岡八寿裕同会和歌山支部長と共に仁坂知事に結果を報告。繁田君は「準優勝が悔しかったので、稽古を頑張りたい」、岩本君は「入賞はうれしいが、(決勝は昨年対戦して勝った相手だったので)昨年は勝てたのにと思うと悔しい」、吉田君は「勝ちたいという気持ちが大きく、来年はもっと上へ行きたい」、中内君は「高校生でも空手は続けて、5連覇してもう一度報告に来たい」と決意を話し、仁坂知事は「頑張って、来年また会いましょう」とエールを送った。

(前列左から)吉田君、中内君、繁田君、岩本君と仁坂知事㊥