IR土地購入費等提案 12月県議会が開会

和歌山県議会12月定例会が3日開会し、県当局は総額6億654万円を増額する一般会計補正予算案など計28議案を上程した。補正後の一般会計総額は5807億9141万円となる。

補正予算案では、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に向け、建設予定地の和歌山マリーナシティの土地購入費76億8601万円を債務負担行為として計上している他、2017年10月の台風21号で、県が工事を進めていた紀の川市西脇地区で発生した土砂崩れについて被害を受けた住宅への損害賠償金として2311万円を計上している。

会期は19日までの17日間。一般質問は10~13日に予定している。一般質問の予定は次の通り。

【10日】岩田弘彦(自由民主党県議団)▽岩井弘次(公明党県議団)▽玄素彰人(無所属の会)▽鈴木德久(自民党県議団)【11日】片桐章浩(改新クラブ)▽杉山俊雄(日本共産党県議団)▽中本浩精(自民党県議団)▽佐藤武治(同)【12日】川畑哲哉(同)▽谷口和樹(改新クラブ)▽奥村規子(共産党県議団)▽山家敏宏(自民党県議団)【13日】藤山将材(同)▽長坂隆司(改新クラブ)▽北山慎一(自民党県議団)▽吉井和視(同)