特殊詐欺10件発生 県警10月の犯罪情勢まとめ

 和歌山県警は10月末の犯罪情勢を発表した。10月の刑法犯の認知件数は376件(前年比56件減)で、特殊詐欺は10件だった。

 都道府県別犯罪率はワースト26位。本紙エリアの市町村犯罪率は和歌山市が1位で5・51、岩出市が3位で5・16、紀の川市が6位で3・55となった。

 多発している罪種・手口は自転車盗が18・9%、万引が14・3%、器物損壊が11・2%と続き、増加した罪種・手口はオートバイ盗が137件(40件増)、自動車盗が39件(23件増)、暴行が268件(21件増)となった。

 特殊詐欺の被害件数は1月から10月末までで累計39件(同4件減)、被害総額は6515万7835円(同1億7562万71円減)。市町村別では和歌山市で24件、橋本市、岩出市、海南市で各3件、紀の川市で2件、白浜町、那智勝浦町、高野町、新宮市で各1件となっている。