アクリル板を寄贈 タカショーデジテック

照明やLEDサインを手掛ける㈱タカショーデジテック(和歌山県海南市南赤坂、古澤良祐代表取締役社長)が海南市に窓口に設置する飛沫(ひまつ)防止のためのアクリル板50枚を寄贈した。

新型コロナウイルス感染症が拡大する中、同社が持つアクリル板の仕入れルートと加工技術を生かし、できることはないかと考え、窓口を訪れる市民や対応する職員の不安を解消するため製造。アクリル板は薄さ3㍉、スタンドに差し込んでセットし、書類の受け渡しなどができるように下部分があいている。

寄贈式では古澤社長から神出政巳市長にアクリル板が渡された。古澤社長は「LEDサインを作る技術を使って窓口で対応する人の力になれたらと思い作った。多くの不安な人の助けになればと思う」、神出市長は「今は全国の自治体で対策が進められている。窓口や支所に設置して、市民に安心してサービスを利用してもらえるように活用していきたい」と話していた。

同市では、市役所1階の窓口と日方支所、海南医療センターに設置する。また、同社は同日和歌山市にもアクリル板50枚を寄贈した。

アクリル板を手に古澤社長㊧と神出市長

アクリル板を手に古澤社長㊧と神出市長