医療従事者にマスク 産業資源循環協が寄贈

一般社団法人和歌山県産業資源循環協会(武田全弘会長)は、新型コロナウイルス感染症対策に携わる医療従事者支援のためのサージカルマスク7000枚を県に寄贈し、14日に県庁の特別会議室で寄贈式が行われた。

同会では加盟する企業の従業員にマスクを配布している中、医療従事者にマスクが不足していることを知った。支援したいという声が会員からあったため加盟企業を通してマスクを確保。県に7000枚、18日には和歌山市にも3000枚を贈る。

武田会長は「新型コロナウイルスについては、行政が早期に立ち上がり、収束に向かっていると聞いている。中でも医療に従事している方々の資材が不足していると聞き、7000枚を持ってきたので活用していただけたらと思う」とあいさつ。マスクを受け取った田中一寿環境生活部長は「安全に気を付けて大変な作業をしてくれている皆さんに感謝したい。マスクは医療従事者が安全に安心して患者と県民の生命を守っていけるように届けたい」と話した。

マスクは今後、不足している県内の医療機関に届けられる。

 

田中部長㊧に目録を手渡す武田会長