感染収束後の宿泊促進 和市が前売りに補助
和歌山県和歌山市は、新型コロナウイルス感染症で特に大きな影響を受けている宿泊事業者の支援策として、流行収束後に利用できるお得な宿泊・日帰りプランの前売り販売に対し、補助を行っている。
市内に本社がある宿泊施設を経営する事業者が対象。平時の料金よりお得なプランを前売り販売する際、そのプラン料金の2分の1または平時の料金との差額のいずれか少ない額(上限2000円)を市が補助する。1施設あたりの補助金上限額は、施設の収容人数によって異なる。販売期間は来年1月31日まで。
補助金を利用するには、事前に市観光課の承認を受ける必要があり、プランの販売開始10日前までに申請書など必要書類を提出する。審査を通過し、プランの販売を開始した後は、毎月20日(土日・祝日の場合はその前の営業日)までに月次売上報告を行い、それに基づき交付額が決まる。
プランを販売する宿泊施設の一覧は市ホームページ(ページ番号1029772)で随時更新しており、市は利用に役立ててほしいとしている。
事業の詳細や必要な書類の様式などは市ホームページ(ページ番号1029490)に掲載している。問い合わせは同課(℡073・435・1234)。