近大マンゴーのタルト 和市の2店で販売
近畿大学付属湯浅農場(和歌山県湯浅町)は、和歌山市の人気洋菓子店「Patisserie anne(パティスリー・アン)」に「近大マンゴー」を提供し、8日から「近大マンゴーのタルト」を販売する。
近大マンゴーは農学部の学生と技術員が栽培しているアーウィンと呼ばれる品種。国内産マンゴーが出回る時期(6~7月)より少し遅く収穫できるよう、加温する時期と温度を工夫しており、滑らかな口当たりと濃厚な甘みを併せ持つ。
同店への近大マンゴーの提供は、昨年に続き2年目の取り組みとなる。
「近大マンゴーのタルト」は、タルトの上にマンゴーのシブーストと近大マンゴーをたっぷり使ったケーキ。シブーストは通常、スポンジケーキやパイ生地の上にカスタードとメレンゲを合わせてのせ、表面を焦がしたカラメルで覆ったものだが、このタルトでは、マンゴーピューレを加え、表面は焦がさず、フレッシュな味が楽しめるようになっている。
1個426円(税別)。内原本店と大谷店の各店で平日10個、土日・祝日20個を販売し、なくなり次第終了となる。