市民図書館に時計贈る SI和歌山紀ノ川

女性の奉仕団体、国際ソロプチミスト和歌山紀ノ川(宮本安津子会長)は、和歌山市民図書館(屏風丁)のこどもフロアなど2カ所に時計を贈り、9月30日に寄贈式が行われた。

ことし6月に全面オープンした新しい市民図書館は、4階がこどもフロアとなっており、児童書や絵本、知育おもちゃなどを備え、市の地域子育て支援拠点施設を併設。屋上には芝生広場やテラスが設けられ、子どもや親子連れらの憩いの場となっている。

今回の寄贈は、同団体が昨年12月に開催したピアノ・デュオ・コンサートとチャリティーバザーの収益を活用。2019年度は活動テーマに「とどけよう奉仕の和 子どもたちの笑顔のために」を掲げ、子どもたちが集う市民図書館に役立つものにこだわり、市と相談し、4階には掛け時計、屋上には太陽電池式の時計を贈った。

寄贈式は市役所で行われ、尾花正啓市長は「新しい図書館には一日3000人近い来館者があり、子どもたちも多く来ている。ありがたく時計を活用させていただく」と述べ、宮本会長に感謝状を手渡した。

宮本会長は「子どもたちや学生、お母さんたちにも喜んでもらえたらうれしい」と話していた。

尾花市長(中央)を囲んで宮本会長(右隣)らソロプチミスト和歌山紀ノ川の皆さん

尾花市長(中央)を囲んで宮本会長(右隣)らソロプチミスト和歌山紀ノ川の皆さん