水やりして大切に 岩出市で園児が植樹体験

緑化活動を通して地域に貢献し、木の大切さや役割を子どもに伝えようと、和歌山県岩出市西国分の認可外保育園「COCOともいくえん」で28日、植樹が行われた。

公益財団法人県緑化推進会の植樹事業。緑の募金を活用して、青少年の育成や住みよいまちづくりを目指すために行われている。

植樹には0~2歳児クラスの園児4人が参加。桃山町植木組合で樹木医の杉本真一さん(67)が指導した。園児は職員と共にシャベルで穴を掘り、ヤマモモとネムノキ、ムラサキシキブの苗木をそれぞれ1本ずつ植えた。

植樹後には杉本さんが水のやり方や木の特徴を説明し、「水をやって枯れないように大切に育ててください」と伝えた。

同園の加藤美樹子園長は「子どもたちが生き生きとしていました。とても良い体験ができたと思います」と笑顔だった。

木に土をかぶせる園児

木に土をかぶせる園児