桐蔭・向陽は3倍超 県立中5校受検始まる

和歌山県立中学校の2021年度入学者選考検査が23日に始まり、約740人の小学生が志望校合格を目指し臨んだ。

県内では、桐蔭、向陽、古佐田丘、日高高校付属、田辺の5中学校が生徒を募集。桐蔭中は定員80人に対し267人(倍率3・34倍)、向陽中は定員80人に対し242人(倍率3・03倍)が受検した。23日は適性検査と作文が行われた。24日は面接がある。

桐蔭中を志望する受検生は、和歌山市吹上の桐蔭中・高で受検。会場では新型コロナウイルス感染症対策として、各教室の入り口に消毒液を設置した他、座席の間隔を通常時より広げた。受検生らはマスクを着用し、真剣な表情で机に向かっていた。選考結果は30日、受検生本人宛てに郵送で通知される。

開始を待つ受検生たち

開始を待つ受検生たち