ワクチン来週から配送 県内医療従事者向け
和歌山県は26日、県内の医療従事者などに優先的に接種する新型コロナウイルスワクチンの第1弾が、3月1日の週に配送されると発表した。
県医務課によると、県内の優先接種希望者は約3万7000人(2月17日現在)おり、中でも、新型コロナ患者の入院や、疑いのある救急患者を受け入れている医療機関の従事者から順次接種する。
1日の週には日赤和歌山医療センター(和歌山市)、海南医療センター(海南市)など11機関、約4000人分、8日の週には県立医科大学付属病院(和歌山市)、南和歌山医療センター(田辺市)など11機関、約4000人分がそれぞれ配送される。
いずれも1人当たり1回分の量で、その後の配送スケジュールや、希望者全員分のワクチンがいつ確保されるかなどの見通しは分かっていない。