紀州徳川家と根来寺 民俗資料館で宝物展

根来寺関連宝物展「紀伊徳川家と根来寺~徳川家康に始まる関係~」が5月10日まで、和歌山県の岩出市根来の市民俗資料館で開かれている。

市教委が主催。展示は第1章「徳川家康と根来寺」、第2章「徳川頼宜と根来寺の江戸時代前期の復興」、第3章「紀州徳川家と根来寺の江戸時代後期の復興」で構成される。

紀伊徳川家と根来寺の関係を中心に徳川家康(1542~1616)との関係にまでさかのぼって紹介。紀伊徳川家が根来寺の近世復興に大きく関係したことの一端を伝える。

岸和田城攻めの写真や制札、紀伊国名所図会六之巻下など約40点が並ぶ。

18、25日の各午後1時半からは講演会も開催。同館の味村満副館長が「紀伊徳川家と根来寺」と題して講演する。参加は無料。定員は30人。問い合わせは同館(℡0736・63・1499、FAX0736・63・3764)。

毎週火曜日休館(5月4日を除く)。午前9時から午後5時(最終入館は午後4時半)まで。

約40点の資料が並ぶ

約40点の資料が並ぶ