日本最南端の子午線 友ヶ島にモニュメント
和歌山県土地家屋調査士会(和歌山市四番丁、服部正会長)は、日本標準時子午線(東経135度)が通る友ヶ島に、同線の日本最南端であることを記したモニュメントを建立し、和歌山市に寄贈した。
土地家屋調査士制度制定70周年の記念事業として贈呈。同会の和歌山会は、記念事業プロジェクトチームを立ち上げメイン事業に記念碑の建立を提案した。
モニュメントの大きさは、高さ約2㍍幅約1・2㍍。地球とベクトルをイメージしたデザインになっている。
記念式典は12日に同島で行う予定だったが、天候不良のため市長室で行われた。
式典で、服部会長に感謝状を手渡した尾花正啓市長は「友ヶ島の新たなランドマークになる。子午線が通る最南端の地に立派なモニュメントをありがとうございます」と感謝を述べた。
服部会長は「末永く愛されるモニュメントになれば」と話していた。