健康長寿の増進へ 明治安田と海南市が協定

明治安田生命保険相互会社(永島英器執行役社長)は12日、和歌山県の海南市と健康増進に関する提携協定を結んだ。

同社が企業ビジョンに掲げる「地域社会との絆」を深める活動の一環で、市民の健康増進を進める取り組み。

締結式は市役所であり、同社の松尾洋和歌山支社長と神出政巳市長が締結書を交わした。神出市長は「同社の協力は心強い。市民が健康に長生きできるよう協力いただきたい」と話した。松尾支社長は「弊社がお役に立てることは大変うれしく思う。従業員と共に地域住民の健康寿命が延びることを目指す」と述べた。

元気に自立して生きられる期間を示す「健康寿命」をいかに延ばすかが課題で、そのために一人ひとりが意識して取り組むことが求められる。

神出市長は「健康まつりや健康セミナーなど市民の健康づくりに取り組んでいるが、なかなか成果が出ていない」といい、今後は同社と連携し、市民に対し健康への意識を上げるため、啓発活動などで健康増進を呼び掛けていく。

締結書を手に松尾支社長㊧と神出市長

締結書を手に松尾支社長㊧と神出市長