来館者10万人突破 那賀消防防災センター

1993年に開館して以降、防災への啓発に努めてきた那賀消防組合消防本部防災センター(和歌山県岩出市中迫)の来館者が8日、10万人を突破した。

記念すべき10万人目となったのは「あおば幼稚園」(紀の川市)の園児29人。同消防本部のマスコットキャラクター「しょうこちゃん」が見守る中、園児がくす玉を割って10万人突破を祝った。

那賀消防組合消防本部の西岡孝芳消防長は「来館者が皆さんで10万人を迎えました。さまざまな年齢の人たちが地震や火災、救急について体験し学んできました」とあいさつ。同本部の永長肇次長が園児全員にクレパスとノートが入った記念品を贈呈した。

山田勝久防災センター長は「年数がたっての10万人の節目となった。今後も子どもから高齢者まで幅広く利用してもらえるように、防災教育に努めていきたい」と話した。

くす玉を割る園児たち(防災センター提供)

くす玉を割る園児たち(防災センター提供)