心和ます絵日記展 東部コミセンに33点並ぶ

和歌山市寺内の東部コミュニティセンターの図書室で30日まで、「夏休み絵日記展」が開かれており、同市内に住む小学生(一部未就学児)が「夏休みのできごと」をテーマに描いた絵日記33点が展示されている。

同センターでは昨冬、コロナ禍で人を集めるイベントなどの開催が難しい中、子どもが描いたほのぼのとした絵日記を見て癒やされてもらおうと、「冬休み絵日記展」を企画。2回目となる今回は、前回を上回る応募があり、児童書コーナーには33人それぞれの夏の思い出がずらりと並ぶ。

家族旅行やピアノの発表会、野球の始球式など、思い出に残った出来事を通して感じたことや、楽しかったことなどが絵日記につづられており、同センターの主査、角谷暢哉さんは「コロナ禍だからこそ、観察力に優れた子どもならではの作品に癒やされてもらいたいし、色使いなどのいいところを、それぞれ見つけて伸ばしてもらいたい」と話す。

図書室を訪れていた同市内の4歳の女の子は「おうちでプールしたり、秋葉山のプールに行ったりして楽しかった」と笑顔で夏休みの思い出を振り返り、一緒に来ていた母親と「みんな上手だね」と話しながら、色とりどりの絵日記を眺めていた。

午前10時~午後8時(図書室)。金曜は休館。

問い合わせは同センター(℡073・475・0020)。

色とりどりの絵日記を楽しそうに眺める女の子

色とりどりの絵日記を楽しそうに眺める女の子