県内初SDGs基金 NPOセンターが設置
和歌山県内のNPO・ボランティア団体の運営支援に取り組む、わかやまNPOセンター(和歌山市美園町、平原佳和理事長)は、県内でSDGs(国連が定めた持続可能な開発目標)達成に向けた取り組みを行うNPOやボランティア団体を支援する「わかやまSDGsパートナーシップ基金」を設置し、寄付の受け付けを開始した。
SDGs達成の目的に特化した基金は県内で初めて。県民や、県内事務所などからの寄付を原資に資金を積み立て、県内でSDGs達成に向けた取り組みを実施するNPO・ボランティア団体を支援する。本年度は60万円を目標に寄付を募り、支援を行う予定。
SDGsには17のゴールが示されている他、NPOなどが携わる地域課題は情勢によって変動することから、年度ごとにテーマを設定し、テーマに即した活動を行っている団体を支援する。本年度は「コロナに負けるな!NPO」と題し、コロナ禍の中、「持続可能な」活動をしている団体を幅広く支援する。
同基金への寄付は税制優遇の対象で、基金に関わる団体のSDGs達成に向けた取り組みは、さまざまな手段で広報される。寄付方法は、現金、銀行口座への振り込み、クレジットカード決済。1口3000円から寄付できる。詳細は同基金専用ウェブサイトに掲載。
問い合わせは同センター(℡073・424・2223)、ファクス(FAX073・423・8355)、メール(info@wnc.jp)。