田中、山崎北が優勝 小学生の桃源郷駅伝
「第11回桃源郷駅伝競走大会」が20日、和歌山県紀の川市桃山町最上の桃源郷運動公園陸上競技場であり、同市と岩出市の小学生136人が出場。男子は19分48秒で紀の川市の田中小学校、女子は20分24秒で岩出市の山崎北小学校が優勝した。
紀の川市教育委員会、同市陸上競技協会が主催。4年生以上を対象に、男女それぞれ1チーム4人で編成し、計17チームが参加した。
男子は同グラウンド2周後、女子は1周後、外周道路を走り同競技場に戻ってタスキをつないだ。総距離は男子5・64㌔、女子5・24㌔。
同協会の林重孝理事長は「昨年は中止だったが、ことしはたくさんの協力があり開催できた。楽しみにしていた人も多くとても喜ばしい」と話した。
沿道などには保護者や学校関係者らが駆け付け「ファイトー」「行けー」「もっと腕振って」と声援。走り終えた児童に「よう頑張った」「おかえり」などと拍手を送った。
男子の優勝校、田中の2区を走った清水快斗さん(12)は、駅伝を目指す友人ら約20人と共にほぼ毎日、放課後学校のグランドで駅伝の練習していたといい、「自分の思いだけでなく、一緒に練習を頑張った仲間の思いを背負い走った」と振り返り、最終区の4区を走った木村亮太さん(11)は「最高です。いつも練習していたかいがあった。沿道の声が気持ちを奮い立たせてくれた」と喜んだ。
女子の優勝校、山崎北の4区を走った西川未南さん(11)は「みんなの思いを背負って走った」と話し、1区の髙井初香さん(11)は「4年の時、区間4位で悔しかった。1位になってやるという思いで走った」と笑顔だった。
優勝した両チームの選手と、入賞した小学校は次の通り。
【田中】前春馬、清水快斗、田中匠人、木村亮太
【山崎北】髙井初香、髙津心晴、井邊美莉、西川未南
男子②中貴志③山崎北④西貴志⑤東貴志⑥岩出⑦池田⑧根来
女子②池田③中貴志④丸栖⑤安楽川⑥粉河⑦根来⑧中央