絵画で平和を考える 和歌山市児童ポスター展
和歌山市内の小学6年生が描いた国際平和ポスターの作品展が1月9日まで、同市七番丁のダイワロイネットホテル和歌山2階で開かれている。
同市の八つのライオンズクラブが主催。平和の大切さを深く考えてもらう機会になればと1987年度から始め、今回で34回目を迎える。今展のテーマは「私たちはみんなつながっている(We Are All Connected)」。18校から1367点の応募があり、そのうちの優秀作品60点を展示している。
平和の象徴である白いハトやそれぞれの民族衣装を着て笑顔で手をつなぐ人々、地球をハート型に描いた作品など児童それぞれが思い描く「平和」が力強く表現されている。中には、ほほ笑む大仏の手には白いハトと地球、頭の螺髪(らほつ)一つひとつを各国の旗にしたユニークな作品も並ぶ。
訪れた同市の40代の女性は「人がたくさん描かれていて世界はつながっているということが伝わってきた」と笑顔で話していた。