特急利用2.25倍に 年末年始のきのくに線

年末年始(昨年12月28日~1月5日、9日間)のJRきのくに線・和歌山―箕島駅間の特急列車利用者数は4万4234人で、新型コロナウイルスの感染拡大により大きく落ち込んだ前年の2・25倍に回復した。コロナ禍前の前々年比では33%減で、落ち込みは続いている。

JR西日本和歌山支社によると、方面別の利用者数は、新宮方面が2万2073人(前年比2・3倍)、新大阪方面が2万2161人(同2・2倍)。

利用のピークは、新宮方面が12月30日の4113人で、列車別では31日の新大阪発新宮行きのくろしお11号が乗車率94%(506人)。新大阪方面は1月3日の4642人で、列車別では同日の新宮発新大阪行きのくろしお22号が乗車率94%(508人)に達した。