週末のコロナ新規感染496人 前週比減
和歌山県が16、17日の週末に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は496人で、前週の同じ土・日曜に比べ74人減少し、新たなクラスター(感染者集団)認定は1件だった。
16日の新規感染者250人の保健所管内別内訳は、和歌山市85人、海南15人、岩出24人、橋本37人、湯浅8人、御坊16人、田辺40人、新宮24人、県外1人。
297例目のクラスターは新宮管内の通所介護事業所で、職員2人、利用者3人が感染した。
17日の新規感染者246人の保健所管内別内訳は、和歌山市127人、海南8人、岩出30人、橋本24人、湯浅12人、御坊9人、田辺14人、新宮21人、県外1人。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、17日時点の県全体が223・3人で、前日より8・9人減少。
県内の感染者は累計3万2986人。入院者数は189人、重症者は県基準で8人、国基準で2人、肺炎患者は27人、病床使用率は31・6%、ホテル療養を含む待機者は1513人。
県福祉保健部の野㞍孝子技監は16日に認定したクラスターについて、「症状がありながら勤務を続けて感染が広まったと考えられる」と指摘。「人手が足りないなどの背景があるとは思うが、症状があれば速やかに検査を受け、勤務することのないようにしてもらいたい」と呼び掛けた。