新規感染減の261人 高齢者施設でクラスター

和歌山県は20日、県内で新たに261人が新型コロナウイルスに感染し、前週の同じ金曜より50人減少したと発表した。新規クラスター(感染者集団)の認定は2件だった。

261人の保健所管内別内訳は、和歌山市139人、海南7人、岩出46人、橋本14人、湯浅7人、御坊6人、田辺30人、新宮12人。

364例目のクラスターは田辺管内の小学校で、同じクラスの児童8人が感染。365例目は岩出管内のグループホームで、入所者6人と職員4人の陽性が確認された。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が178・3人で、前日より5・4人減少した。

県内の感染者は累計4万411人。入院者数は181人、重症者は県基準で5人、国基準の該当者はなく、肺炎患者は12人。病床使用率は29・5%、ホテル療養を含む待機者は1409人となっている。