選挙の公正確保へ 県警が取締本部設置
参院選(22日公示、7月10日投開票)を前に、和歌山県警本部は16日、県警本部と県内の12警察署に選挙違反取締本部を設置した。
人員態勢は、県警本部が遠藤剛警察本部長以下216人、各署は署長以下1335人。
同日、和歌山市小松原通の県警本部では、捜査二課の職員が同課入り口前に看板を掲げた。同課次席の細尾晃男警視は「不偏不党、厳正公平な立場を堅持して取り締まりにあたり、選挙の公正確保という責務を果たしたい」と話した。
同課によると前日15日時点で、文書掲示に対する警告が1件。2019年の前回参院選では、文書掲示などに対する警告が11件、11人あり、検挙件数はゼロだった。